「置き場所について～半日陰とは？～」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2002/08/11━

　 †††花のある生活を楽しもう！†††　　～役に立つ花の豆知識～
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心に潤いを与えてくれお花。気取らない小さな花でも生活に取り入れたい
ものですよね。そこで、花のキレイな飾り方、長持ちさせる方法、お得な
買い方などお花屋さんの裏情報を交えながら解説していきます。
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今日は
「置き場所について～半日陰とは？～」です。

置き場所はいろいろあります。
ベランダ・庭・カーテン越し・玄関・お風呂場・トイレetc…
家庭でもたくさんあります。

花屋さんもいろいろなところで販売しています。
私の経験した中では、窓のない日の光の当たらない売場・ビニールハウスの中。
それから、国道沿いの排気ガスの当たる所…。
さまざまな所に置かれていました。

よく、参考書など花の育て方を載せている本に「半日陰」という言葉が使われ
ているのを目にすると思います。
私も専門学校でたくさん目にしましたし、販売するときに御客様にも話して
きました。ですが、本当に「半日陰」は良いのでしょうか？

私は花屋勤めを辞めただけで、花を辞めたわけではありません。
毎日水をやり、花の管理をしています。
たくさん枯らした中で（恥ずかしいですが…）、「半日陰」で育てた花もたく
さんあります。ですが、どの花も「半日陰」では成長が著しくありませんでし
た。それはなぜでしょう？

本来花…植物とは外に自生しています。
室内で管理できる観葉植物なども、原種は自生しています。
それを、人間が管理しやすいように交配などをしています。
だから、もともとは「直射日光」を浴びてきました。
それが、「半日陰」になってしまうとどうでしょう？

太陽からもらえる「光合成」が半減します。
人間も「空気」が半減したら、苦しくなります。
もしかしたら、倒れてしまう人も出てくるかもしれません。
植物にとっても「光合成＝空気」ですから、だんだん元気がなくなってくるの
は自然の流れです。
いち早く、管理している人間がその信号に気づいてあげることが大切です。
毎日外に出すのではなく、決まった曜日に決まった時間だけでも良いのです。
もしかしたら外に出さなくても、順調に育ってくれるかもしれません。
（環境に慣れてしまうこともあります）
特に、購入してきたばかりの植物は（長い間、お花屋さんに置いてあれば別です
が…）、
栽培農家のビニールハウスの中で、ぬくぬくと育てられた箱入り娘です。
急に環境が変わっただけでも影響がありますから、その中で「光合成」が半減し
たら、一気に枯れるかもしれません。

逆に「直射日光」はどういう影響を与えるのでしょうか？
それは、来週にお話したいと思います。

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オアシス・・・オアシス社のみが名前を使用できる。
　　　　　　　吸水性フォームというのがオアシス社以外の会社が出している名前。
　　　　　　　主にアレンジメントに使用する、剣山みたいな役割をしたスポンジ。
　　　　　　　いろいろな形があります。

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